それを実現させるための計画・方法は決まっていますか?
目標を実現させるためには、どうしても金銭的な問題が生まれます。けれど、世間にはたくさんの金融商品があふれていて、その全てを知るのは難しいですよね。
そうした多くの方法の中から、本当に自分に合った財政プランはどういうものか?
この問いに答えてくれるのが、ファイナンシャル・プランナーです。
人によって違うライフプランに合わせた計画をたてるため、ファイナンシャルプランナーは、ある分野に特化した知識ではなく、金融商品・株式・保険・不動産・税金・年金・ローンなどの幅広い知識が必要です。また、状況に応じて弁護士・税理士・保険・不動産の専門家などの協力を得ながら、トータルな資産のプランニングをし、実現の手助けをします。
これこそが、今、ファイナンシャル・プランナーが脚光を浴びている理由なのです。
FP(ファイナンシャル・プランナー)という概念が、近年、アメリカや日本などの先進国で急速に普及するに至った背景には、3つの大きな要素があると考えられます。
特に日本では、90年代に入って経済成長が鈍化し、低金利政策がとられています。
このような中、多くの人が、より有利な資産運用方法があるのではないだろうか、自分の老後資金計画はどのようにしたらよいだろうか、保険はしっかり家族のリスクをカバーできているか…などといった悩みを持つようになりました。
これに対して多くの情報が、マスコミなどを通じて供給されるようになりました。しかし、運用商品の多様化や税制の複雑さなどの理由から、これらの問題に対する解決策を各個人が自力で考え出すことは、かなり難しいといわざるをえません。
また、このような状況で特定の商品だけを売り込もうとするような旧態依然とした営業では、真の満足が得られないのは明らかです。
そこで、顧客の立場に立った提案型の手法、さらにリスクの開示というFP的なサービスや視点が必要不可欠なものとなってきており、ニーズが高まってきたのです。